日ごとに暖かくなってきて、春が近づいてきてますね。
残念ながら、まだ、コロナウイルスの影響が続いています。
いつもなら賑わいをみせているはずの観光地である能登輪島も閑散としています。
昨年の今頃はまさかこんな時期まで影響が出ているとは正直思ってもみなかったです。
ただ、この状況をなげいていても何も変わらないし、
お客様も、本当は能登に旅行に行きたいのに行けなくて困っているのではないかな?
それなら何か少しでも喜んでもらえるような事はないかと思いこの企画を考えました。
せめて旅行にも行けず、ましてや飲食店での食事も我慢されている方は勿論、
毎年のように能登に足を運んでくれているリピーターの方々にも、気分だけでも能登輪島を感じてもらえたらと思い、酒屋として「少し贅沢な晩酌セット」をご提案させて頂きます。
気分だけでも能登を感じてもらいたい!
能登で暮らす私達が「能登の魅力の詰まった晩酌セット」を作りました!!
(すぐに晩酌セットをチェックしたい方は下のリンクをクリック↓↓↓)
さて、私達が暮らす能登は、都会で暮らす方々から見ると、「超ど田舎」です。
コンビニは一応あるけど、ファミマのみ。
ファーストフード店なんて一軒もありません!(もちろん、スタバもありません)
そんな能登での私達の田舎暮らしですが、都会から来た観光客のお客様からは、「能登の暮らしは豊かですね」と言われることがあります。
こんなに不便なところなのに、なにが豊かなのだろう?と最初は思いましたが、
一方で、私達の田舎暮らしに魅力を感じてくれるお客様がいるということを教わりました。
能登には、都会にあるものがほとんどないけれど、その代わりに大自然の里山里海があります。
その里山里海で、朝から晩まで働く能登の人達がいます。
里山里海とそこで働く人達のおかげで、能登は美しいものや美味しいものであふれています。
この環境こそ、能登の田舎暮らしが「豊かな暮らし」と言われる所以ではないかなと思います。
そんな能登の魅力が詰まった「晩酌セット」を作りました。
全国の皆様へお届けします!
名付けて、「輪島のまんで旨い干物と旬の地酒」です!
晩酌時のイメージ写真
第一弾の今回は、私達が大好きな「南谷良枝商店」さんの「まんで(石川弁で「本当に」の意味)美味しい干物」をお送りします。
南谷良枝商店のこだわり干物の秘密!!
写真:南谷良枝さん
1. 輪島港で水揚げされた新鮮な魚のみを使用
南谷さんの干物工場は、輪島港から車で約10分。
輪島港で水揚げされた新鮮な魚を、信頼する仲買人を通して買い付けし、すぐに干物工場へ運びます。
新鮮な魚をすぐに干物加工することにより、旨味が最大限に引き出された魚を味わうことができるのです!
2. 干物作りに使う調味料はすべて無添加
干物作りに使用する醤油は、地元輪島の谷川醸造が造るお醤油。
化学調味料や保存料は使用せず、小麦と大豆、塩というシンプルな原材料で、もろみから造る昔ながらの製法で仕込まれたお醤油です。
ちなみに、谷川醸造の谷川社長は、当店店主の幼馴染で今でもよく一緒にお酒を飲む仲間ですww
ちなみに、通常の干物作りでは、魚を漬け込む時に大量の醤油が必要な為、醤油を何度か使いまわします。
一方、南谷良枝商店では、その都度新しい醤油に入れ替えます。
コストはかかりますが、醤油の香ばしさやツヤが出て、生臭さが一切ない干物が完成するのです!
また、いしる干し(いしる※で味付けした干物のこと)には「自家製いしる」を使用するこだわりようです!
(※「いしる」とは輪島では真イワシやサバを塩漬けして約3年かけて発酵させた魚醤のこと)
3. 衛生面に配慮した「干物専用干し場」
南谷さんの干物工場の外には「干物専用干し場」があります。
干物は外に干すことで、自然の風に吹かれて美味しく仕上がります。
ところが、外に干すと、虫が付いてしまうことがあります。
南谷さんの「干物専用干し場」は細い目の網戸で仕切られているので、虫が付くことなく、衛生面がバッチリで安心です!
南谷さんの干物工場で作る干物の量は限られていますが、一つ一つの作業を丁寧に手間をかけて作る干物は、驚くほどに臭みがなく日本酒によく合います!
完璧に美味しい味付けがされているので、調理はご自宅の魚焼きグリルで「焼くだけ」で肉厚の絶品干物が完成です!
お届け後、すぐに食べない場合は冷凍保存もOK!冷凍しても美味しさに変化はありません!
次にそんなこだわりの詰まった美味しい干物に合わせるのに私達がオススメしたい旬の地酒はこちら!
白藤酒造店
「奥能登の白菊 輪島物語 純米無濾過生原酒」
白藤酒造店さんは江戸時代の末期から酒造りを続けている老舗酒蔵です。
現在は大学で醸造学を学び、能登杜氏のもとで酒造りの修行をした9代目夫婦が高品質の酒造りをしています。
2017年にはANAのファーストクラス提供酒にも選ばれた味わいに定評のある酒蔵です。
ちなみに白藤酒造店さんから私達のお店までは徒歩5分ぐらいの場所で、めちゃくちゃ近いです!
では早速、お酒のご紹介をさせて頂きます。
1. 輪島産の酒米100%使用
使用するお米は全量、自然豊かな輪島で育てられた「五百万石」という酒米のみです。
まさに、「輪島産の酒米100%で酒を醸したい」という現杜氏、白藤喜一氏の情熱が詰まった一本です!
写真:白藤酒造店 蔵元杜氏 白藤喜一さん
2. 手間を惜しまぬ酒造り
作業の多くは手作業です。
お米は全て10kgに分けて洗米し、秒単位で時間を計り、吸水させます。
酒蔵で働く杜氏と蔵人さん達の息の合った作業の連続です。
3. 味わいのこだわり
白藤酒造店さんのお酒は飲むとホッと癒される優しい甘みが特徴的です。
今回オススメする「奥能登の白菊 純米 無濾過生原酒」は、新酒らしいフレッシュな香り、キレイなお米の旨味と爽やかな酸味、後味のキレも抜群です!
旨味の効いた干物と一緒に楽しむのに最適です!
<まとめ>
いかがでしたか?
この記事では、輪島の「旬の地酒」と「こだわり干物」をオススメさせて頂きましたが、本来なら、能登に実際に足を運んで頂いて、地元の美味しい名物料理と地酒を楽しんで頂くのが何よりだと思います。
コロナ禍が一刻も早く終息して、また皆様が以前のように旅行を満喫できるようになって、日本中にまた活気が戻ることを祈っています。
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